ドラフト注目・金久保優斗!出身、身長は?球速や球種は?

   

東海大市原望洋の金久保優斗投手は今秋のドラフト候補で、春の甲子園にも出場する投手です。ここでは、そういった金久保投手について調べてみました。

プロフィール・経歴

  • 身長/体重・・180cm/72kg
  • 中学校・・八千代台西中・佐倉シニア
  • 高校・・東海大市原望洋
  • 出身・・千葉県八千代市

身長は180cm/72cmと、プロで考えるとやや線が細いですが、高校生だと考えれば大柄な投手です。千葉県の八千代市出身で、中学時は佐倉シニアというチームに所属していました。佐倉シニアではエースとしてシニア日本選手権とジャイアンツカップの2冠に輝くなど、中学時代の実績も豊富です。

高校は同じ千葉県の市原市にある東海大市原望洋です。東海大市原望洋では1年秋からベンチ入りし、そのころは1番セカンドで背番号4をつけ、2番手投手も務めるなどレギュラーを獲得していました。

2年春には背番号11をつけ県大会を優勝します。さらに2年秋にはエースとして君臨し、秋にはほぼ一人で投げ抜き、合計96回2/3を投げて防御率は1点台と好成績を残しています。南関東ではNo.1投手といえる存在で、既に春の甲子園の切符も手にしました。

球種や球速

金久保投手のMAXは147km/hです。入学時は球速130km/h程度だったようですが、高校になって140km/hを超える球速を叩き出せる投手に成長しました。もちろんこの球速を安定して出せるわけではないですが、140km/hを超える球速を投げる力は十分ある投手だといえるでしょう。

変化球はスライダーやカーブなどがあり、基本的にはスライダーを軸とする投手のようです。一冬超えてパワーアップしていれば、さらに球速を伸ばしてくる可能性もあるので注目です。

プロ野球のドラフト候補?

プロ野球のドラフト候補としても注目されている投手で、春のセンバツにも出場します。清宮(早実)や安田(履正社)のような上位確実とまではいきませんが、登板した試合では7球団が視察に来るなど3年時の投球次第では上位指名の可能性も秘めている投手です。

実際に既にプロのスカウトのコメントも出ており、ドラフトでも注目株だといえるでしょう。今秋のドラフトは高校生投手は不作という声も多く、高校生トップのドラフト候補になる可能性も高いです。

東海大市原望洋からプロに行った投手といえば、ロッテの島孝明投手(16年ドラフト3巡目)がいます。少し前で言えば元DeNAの真下などがいます。金久保投手は島投手の1年後輩にあたり、望洋から続けてプロから指名される投手が出るのか注目です。

秋の成績

上でも述べた通り、秋の大会ではほぼ1人で投げ抜き、防御率1点台と安定した成績を残しました。少しフォアボールが多い(9イニング換算で4個強)のは気になり、本来の力を出し切れていなかったところもありそうですが、それでもエースとしてチームを関東大会決勝まで導いて甲子園の切符を手にしたのは流石です。

奪三振も平均9イニング換算で7~8個奪うなど、まずまずです。ドラフトで上位指名されることを考えればもう少し上を行きたいところではありますが、一冬越した選抜やそれ以降の大会に期待です。

投球動画

最後に金久保投手の投球の動画を貼っておきます。リリースで力を入れる日ハムの大谷のようなフォームを参考にしているようです。

 

 

 

 - 高校野球