被災→甲子園・札幌第一の宮井武男選手とはどんな選手?
今回の春の甲子園に出場した、札幌第一高校の宮井健男選手が話題になっているようです。ここでは、宮井選手について調べてみました。
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プロフィール、経歴
- 身長/体重・・175cm/74kg
- 高校・・札幌第一高校
- 投/打・・右投げ右打ち
もともとは宮城県の気仙沼市に住んでいましたが、小学5年生だったときの2011年の震災によって札幌市に移住しています。気仙沼といえば津波の被害をもろに受けた場所の1つで、自宅が津波によって崩壊してしまったため札幌に引っ越したようです。札幌に行ったあとは、リトルリーグの白石リトルに所属していました。
中学時代は札幌あやめ野中に通いつつ、ボーイズリーグの札幌豊平ボーイズでプレーしていました。ボーイズリーグでは全国大会のジャイアンツカップに出場した経験もあります。
中学卒業後は札幌第一中に進学し、昨秋の明治神宮大会でも背番号15でベンチ入りしています。甲子園では他のメンバー(三野純生選手)が足を骨折してしまったことにより、結果として背番号17を勝ち取り、控えとしてベンチ入りしています。
ポジションは捕手や内野手で、捕手、内野手、外野手関係なく多くのポジションをこなせるユーキリティープレイヤーです。中学時代から定評のある足の速さや、遠投100mの強肩が武器の選手です。
出場機会はどのぐらい?
札幌第一高校は1回戦で1-11で名門の健大高崎に敗戦しています。この試合では9回2アウトから代打で登場しましたが、センターフライに終わってしまいました。
公式戦で打席に立つのは今回が初のようで、地方大会では主に守備で出ていたようです。本人も打てる選手にとコメントしており、もともと複数ポジションをこなせる器用な選手ですので打力を上げて出場機会をさらに増やしていくことが夏に向けての課題になりそうです。
プロに行く?
控えが中心でほとんど打席に立っていないようなので、よっぽど伸びないと現実的にプロは厳しいと思いますが、被災を乗り越え野球に打ち込み、甲子園にも出るのはすごいことに変わりはないでしょう。
大学に行くのか社会人になるのか、卒業後も本格的に野球を続けるのかどうか詳しくはわかりませんが、いずれにせよ今後の人生の活躍も期待したいと思います。
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