ドラフト上位候補・立命館大の東克樹投手とは?成績や球速など

      2017/09/10

東克樹投手は、立命館大学に所属している投手で、今秋のドラフトで指名される可能性もある投手です。ここでは、そういった東投手について調べてみました。

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経歴・プロフィール

  • 身長/体重・・170cm/78kg
  • 生年月日・・1995年11月29日
  • 投打・・左投げ左打ち
  • 出身・・三重県四日市市
  • 高校・・愛工大名電高
  • 大学・・立命館大学

170cm/78kgと、さほど体格に優れた投手ではありませんが、貴重なサウスポーです。中学時代は四日市トップリーグボーイズに所属し、高校は名門の愛工大名電高に進みました。愛工大名電では1年からベンチ入りし、2014年と16年には甲子園でも投げた経験をもっています。名電高では、1学年上に大谷や藤浪とともにドラフト上位指名された高校生として有名だった中日の浜田達郎投手がいます。

大学では立命館大学に進み、1年秋には防御率1位を記録するなど大学進学後も着々と実績を挙げています。

3年時以降の成績

2016年の大学のリーグでは、以下のような成績を残しています。

  • 2016年春:6試合41.2イニング/3勝1敗/被安打21/与四死球9/奪三振28/防御率0.65(リーグ1位)
  • 2016年秋:7試合52イニング/5勝2敗/被安打38/与四死球11/奪三振44/防御率1.38(リーグ3位)
  • 2017年春:7試合57イニング/5勝2敗/被安打26/与四死球7/奪三振70/防御率0.47(リーグ2位)

春はリーグトップ、秋はリーグ3位の成績を残しており、リーグの中では抜けた投手の1人だといえるでしょう。当時1年生の2014年秋のシーズンでも防御率1位を記録しており、下級生の時も実績を残してきた投手です。

被安打率と与四死球率が優秀で、特に四死球が安定して9イニング換算で2個以下となっており四球を出さないコントロールをもっているのは素晴らしいです。

奪三振率は3年時は特別優れてはいませんでしたが、4年時からはイニングを大きく超える三振を奪える投手へと変貌しています。次の項で述べるように球速がアップしたことなどが起因となっていると思われます。

トップレベルの大学リーグではありませんが、これだけ非の打ちどころがない好成績を残せる投手は非常に少ないと思います。成績からいうと、プロ入り後も期待が持てる材料がそろっています。

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球速や球種

東克樹投手の最高球速は152km/hのようです。もともとアベレージでいえば130km/h後半程度と球速に関しては特別速い投手ではありませんでしたが、4年時からはアベレージで140km/h以上を普通に計測できるようになり、大きくパワーアップしています。

変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップなどが持ち球です。

ドラフト候補?

これまで述べたように左腕であることや抜群の実績もあり、ドラフト候補としても数えられる投手です。

最速152km/hを記録し、2度目の無安打無得点試合も達成するなど評価を上げているようです。4年時になって球速が一段階増し、秋になっても継続してよいパフォーマンスを見せています。リーグだけでなく日米野球などでも結果を残していることもプラス材料でしょう。

体格の小ささなど多少気になる要素はありますが、1年間良いパフォーマンスを継続しており、このまま行けば数少ない即戦力の先発候補として1位指名される可能性も高そうです。

参考:2017年ドラフトの上位候補

投球動画

最後に東投手の投球動画を載せておきます。

 

上が高校時代、下が大学での投球動画です。上から投げ下ろす、比較的オーソドックスなオーバースローの左腕です。

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