阪神のドラフト2位・元富士大の小野泰己!球速は?評価は?

   

阪神タイガースの小野泰己投手は、2016年のドラフト2位で阪神に指名された投手です。キャンプでは150km/h級の速球を投げるなどし、監督も高評価するなど話題になりました。ここでは、この小野投手についてみていこうと思います。

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経歴・プロフィール

  • 身長/体重・・184cm/75kg
  • 投打・・右投げ右打ち
  • 出身・・福岡県
  • 高校・・折尾愛真高校
  • 大学・・富士大学
  • 生年月日・・1994年5月30日

184cm/75kgと、やや線は細めですがまずまずの体格を持っています。福岡県の出身で、小学校、中学校はそれぞれ北九州市立の大原小学校、上津役中学校に通っていたようです。

高校は同じ福岡県北九州市にある折尾愛真高校に進みました。そこでは甲子園経験はありませんが、2年秋からエースとなっり、140km/hを超える直球を投げるなどプロの数球団からもマークされ、志望届も出しましたが指名漏れとなりました。

大学は富士大学に進み、1年目は登板機会はありませんでしたが2年から徐々に登板機会を得ていきます。15年秋は4勝で防御率0.00を記録するなどし、最終学年となった16年秋には5勝を挙げMVPを受賞しました。1学年上には西武にドラフト1位で指名された多和田真三郎投手がいます。

このように採集シーズンで結果を出したことや、もともとの素材の良さもあって2016年のドラフトでは上位候補として注目されました。ドラフト当日には、1位で大山悠輔選手を指名し話題になった阪神タイガースから2位指名を受けました。

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球速や球種

小野投手の最速は153km/h(キャンプの紅白戦で記録、大学時代までは152km/h)です。常時140km/h台を記録するだけの能力のある投手で、糸を引くような素晴らしい直球をもっています。変化球はスライダーやカーブ、フォーク(スプリット)といった球種を投げます。

評価は?

紅白戦で153km/hを記録するなど、キャンプで監督からも「将来は大エースになる」などと高評価を得てましたが、オープン戦では防御率6点台と微妙な成績に終わり開幕ローテーションを勝ち取ることはできませんでした。阪神も即戦力というよりは素材込みで指名したと思うので、ある程度は想定内ではないでしょうか。

現状の評価でいえば、惚れ惚れするような直球が魅力的な反面、今後一線級で活躍するには変化球の精度、安定感などをもうワンランクレベルアップする必要がある、といったところでしょうか。

ストレートを維持しつつ総合力を挙げることができればローテーション投手としても期待できそうです。肘のしなりが楽天の岸投手に似ていることから「岸2世」という呼び声もあり、素材はいかにも良さそうなので、阪神の育成力に期待です。

家族や彼女等の情報

これらの情報は今のところなさげです。彼女がいるのかはわかりませんが、独身なので結婚はしていないようです。いずれにせよ、今後活躍してさらにスポットライトが当たれば、家族などにも注目が集まるかもしれませんね。

投球動画

最後に小野投手の投球動画を紹介します。

 

1つめが大学時代、2つめがプロ入り後打撃投手として登板したときのものです。先輩の多和田同様重心の低いフォームで、岸投手などと同様肘を柔らかく使えていてしなやかさを感じます。

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