ドラフト候補・中央大学の鍬原拓也とは?球速や球種、高校は?
2017/03/29
鍬原拓也投手は、中央大学に所属する投手で、2017年のドラフト候補としても注目されています。ここでは、そういった鍬原投手を紹介します。
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経歴・プロフィール
- 出身・・奈良県御所市
- 高校・・北陸高校
- 大学・・中央大学
- 身長/体重・・175cm/70kg
奈良県御所市の出身で、中学は大正中に通いつつ橿原磯城シニアというチームに所属していました。中学時代にはジャイアンツカップでベスト4の実績もあります。
高校は北信越の北陸高校に進み、1年秋から控え投手としてベンチ入りします。2年秋からはエースを任され、甲子園経験はありませんがチームでも県4強に進むなどし注目されました。
プロ志望届は出さず中央大学に進学し、1年時からリリーフが中心ですが登板機会を得ています。この3年秋は主に先発を任されています。主戦を任されると思われ巣4年時の成長が期待されます。
球速や球種
175cm/70kgと体は小さめですが、140km/h以上を安定して出せる速球派投手です。高校時からMAX147km/hを出して注目され、現在のMAXは152km/hです。リリーフではイニング以上の三振を奪えるなど、伸びのある速球が武器で、ストレートだけでいえば東都リーグでも一番といっても過言でない投手です。球種はストレートのほかにスライダーやフォークなどがあります。
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2016年秋の成績
2016年秋では7試合に先発し43回を投げ、被安打39、与四死球19、37奪三振で防御率は3.77(リーグ8位)となっています。
安打、四死球、三振は9イニング換算するとそれぞれ8.16,7.74,3.98となります。三振は目立つほどではないですが、先発だということを考えればまずまず奪えています。被安打もトータルで見ればまずまずです。
リリーフをしていた時にはイニング以上の三振が奪えており、ストレートの良さや緩急があまりないことも考えると、現状だと上のレベルではリリーフ向きといえるかもしれません。
やや気になるのは四球の多さです。もともと細かいコントロールで勝負するタイプではありませんが、やはり四球は多くても3イニングに1個程度に抑えたいところです。
防御率は3.77とドラフトにかかるには多少物足りませんが、3年生での成績ですので4年でどのような成績を残せるかといったところです。先発した7試合のうち2試合完投した一方で、2試合で炎上して試合をつくれず降板していますので、その試合で防御率が跳ね上がっている印象です。そう考えると、課題は安定感と四球を減らすこと、といった感じでしょうか。
ドラフトで指名される?
4年時の成長次第ですが、既に3球団があいさつに来るなど、ドラフト候補として注目されています。もともとストレートが良く実力のある投手なので、4年時次第では上位指名の可能性も考えられます。
2017年のドラフトは2016に比べると大学投手が不足しており、伸び次第では一気に注目を集めるかもしれません。ドラフトまでどのような投球を見せてくれるかにも注目です。
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