オリックスのフィル・コークとは?年俸、動画、成績等

   

フィル・コークは、2017年オリックスに入団した新外国人投手です。ここでは、このコークについて調べてみました。

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経歴・プロフィール

  • 身長/体重・・185cm/95kg
  • 生年月日・・1982年7月19日
  • 投打・・左投げ左打ち
  • 出身・・アメリカ合衆国カリフォルニア州

185cm/95kgという体格をもつ左投げの投手です。現在34歳と日本に来る選手としては年齢はやや高めです。

2002年のMLBドラフトで26巡目でヤンキースから指名され、プロとしてのキャリアを開始しました。なお前年にも49巡目でマーリンズから指名されていますが、この時は入団しなかったようです。

2008年にMLBデビューを果たし、翌年の2009年にはMLBの舞台で72試合に登板し21ホールド、防御率4.50という数字を残しました。このシーズンのあとトレードでデトロイト・タイガースに移籍します。

タイガースでは2014年まで5年間在籍し、防御率こそ際立っていないものの安定して登板機会を得ています。2015年からは登板数が少なくなり、カブスとブルージェイズの2球団で18試合に登板しました。2016年は独立リーグも含め4球団に在籍し、6試合に登板しています。この年のオフにオリックスに新外国人として入団しています。

成績、投球内容

続いてアメリカでの成績を少し紹介します。MLB通算だと以下のような成績になっています。

  • 407試合421イニング/22勝27敗/被安打445/与四死球172/奪三振323/防御率4.19

前年の2016年には3AとMLBに登板し、以下のような成績になっています。

  • MLB・・6試合10イニング/被安打7/与四死球8/奪三振4/防御率3.60
  • 3A・・20試合11先発70イニング/被安打68/与四死球23/奪三振61/防御率2.96

MLBでは主にリリーフで登板していますが、マイナーでは先発を任されることも多く、日本でも先発で投げています。

日本に来てからはオープン戦で非常に安定した投球を見せ、開幕第二戦の先発を任されました。この時は打たれましたが、その次の日本ハム戦では6回までノーヒットピッチングを見せるなど安定した投球を披露しました。最下位予想が多かったオリックスの救世主となるか、今後の投球内容にも注目したいと思います。

球速や球種

コーク投手はストレート、シュート(ツーシーム)、カーブ、チェンジアップといった球種を投げています。MLBではリリーフのためかストレートの球速は平均90mph以上を記録していますが、日本では140km/h前半程度とそこまで速くなく、むしろ打たせて取る投球を持ち味としています。

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年俸は?

コーク投手の年俸は100万ドルです。今のレートだと1億円以上になり、MLBの実績がある選手というだけあってそれなりの年俸をもらっています。オリックスに入団した4人の選手(コーク、ロメロ、ウエスト、ヘルメン)の中では、一番高いようです。

放送禁止用語を放つ?

キャンプ時のブルペンで、投球時に納得がいかないときなど、F●ckといったいわゆる放送禁止用語を言い放つことでも話題になりました。他にも寒い日でも半袖で投げるなど、キャンプ時からいろいろ話題になった記憶があります。

球団からどのように言われているのかはわかりませんが、この熱い(?)性格は見ものです。この性格がピッチングにどう響くかは何とも言えないところもありますが、プラスに働けば頼もしいですね。

投球動画

最後にコーク投手の投球動画を紹介します。

 

上がMLB時代(2016年)の動画で、一球だけですが93mphの直球でダブルプレーに打ち取っています。下は日本での動画です。

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