オリックスの新外国人、マット・ウェストとは?成績や経歴は?

      2017/02/27

こちらも少し前の話ですが、オリックスは2017年度の新外国人ピッチャーとしてマット・ウェストと契約しました。自称160km/hさんの誤算が順位に響いたオリとしては、新外国人投手の活躍も来季の順位を占うものになるでしょう。

では、このウェストはどのような選手なのでしょうか。今回は、ウェスト投手の経歴や成績などを調べてみたいと思います。

経歴

2007年のMLBドラフト2巡目と高評価を受けてレンジャーズから指名され、入団しています。現在は投手ですが、当時は内野手としてプレーしていました。(今年不振だったあの人も投打逆とはいえ似たようなパターンだったような気がしますが)

ルーキーイヤーはR級で3割を超える打率を残しましたが、次の年からは打率2割前半をうろつき、3年野手としてプレーしたもののA級どまりでした。その後、腕の強さを買われ、投手へ転向します。

投手に転向してからマイナーリーグの階段を駆け上がっていき、2014年にはMLBデビューも果たしました。MLBでは通算5試合で防御率は3.86となっています。

今年は3Aですべてリリーフとして登板しており、39試合を投げ防御率2.33という成績を残しています。

成績やデータから

続いて、ウェストの成績やデータをみていきたいと思います。今季は先程述べたように3Aで39試合を投げ防御率は2.33でした。一方、MLBでの登板はありません。

通算で見てみると、3Aでは86試合を投げ防御率は4点台になっています。今年こそ2点台前半という好成績を残しましたが、2014年度は防御率4点台、2015年に至っては14試合の登板ですが防御率は7点台になっています。2Aでは12試合で0点台と、さすがに素晴らしい成績ですが。これだけ見ると、あくまで3Aレベルの投手に見えます。

防御率もそうですが、気になるのはやはりコントロールですね。去年オリに来た投手で制球が悪いといわれていた誰かさんはご察しの成績を残しましたが、一方で日本に来て改善する投手もいるので何とも言えないところもあります。

とはいえ、ウェストに関しては今季46.1イニングを投げ四球は僅か8個と、9イニング換算でも1.55個と制球力に関してはさほど問題なさそうです。もう少し過去にさかのぼってみると、もう少しフォアボールの数は増えてますが、9イニング換算で3個程度には抑えていますのでそこまで制球力に不安のある投手ではなさそうです。

一方、奪三振に関しては今季46.1イニングで38個と、9イニングに換算すると7.38個です。悪くはありませんが、リリーフということを考えると少し物足りないなあという印象です。3Aでの成績もいまいちだった2015年は奪三振は9イニング換算で6.65にとどまっているのですが、2014年は43イニングで54個と、かなり多くの三振を奪えています。

2014年と2016年で比較すると、フォアボールも三振も減っていることになります。加えて言えば被安打も大幅に減らし成績は向上しているので、今年一皮剥けたのかもしれません。

球速に関してみてみると、MLBのデータだけになりますが、2014年はファストボール(ストレート)は95mph(約153km/h)程度、2015年は93mph(約150km/h)程度になっています。

今季のMLBの平均球速は93mph程度なので、MLBだとそこまで速い部類ではないといえますが、日本でいえばなかなか速い部類なので少し期待しておきたいと思います。(日本で球速落ちる投手も多いですが・・)他にもカーブやチェンジアップを投げるようですが、MLBでのデータだと、投球の3/4近くがファストボールになっています。

最後に

成績だけ見ると、悪くはないもののずば抜けてはいない印象もあります。過度な期待はやめておきますが、日本に来てからどうなるか、注目したいと思います。

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