イスラエル代表の女性コーチ、ジャスティン・シーガルさんとは?

      2017/03/12

WBCで快進撃を遂げ話題になっているイスラエル代表のチームですが、そのイスラエル代表にWBCでは初となる女性コーチが帯同しているようです。ここではこの女性コーチ、ジャスティン・シーガルさんについて調べてみました。

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シーガルさんのコーチ歴

シーガーさんはプロのコーチとしてのキャリアを開始する前からスプリングフィールド大学でのコーチなど、学生コーチを務めていました。

プロのコーチとしては、2009年、当時アメリカの独立リーグのチームだったカナディアン・アメリカンリーグのブロックトン・ロックス(現在はアマチュアのチーム)でコーチを務めたのが最初です。これがシーガルさんにとってだけではなく、プロ野球界全体でも初めての女性コーチでした。

2011年にはMLBのキャンプにも参加し、打撃練習などで投手を務め、初めてMLBのバッター相手に投げた女性となりました。そのときのチームはクリーブランド・インディアンスだったようです。他にもオークランド・アスレチックス、タンパベイ・レイズなどのチームでも打撃投手を務めたようです。

2015年の10月には同じアスレチックスの教育リーグ(Arizona instructional league,AIL)でゲストのコーチとして2週間ほど働き、MLB初の女性コーチとして話題になりました。更に、アスレチックスのGM(デービッド・フロスト)が彼女のコーチぶりを評価するコメントも残しています。

学生時代は?野球経験はどのぐらい?

シーガルさんは幼いころから野球をしていたようで、祖父がインディアンスの試合のことを頻繁に話すのを見て興味を持ったのがきっかけのようです。野球は男のするスポーツだ、などとありがちな偏見も持たれたようですが、そういって落胆する周囲を意に介さず野球を続けました。

中学では性別を理由にチームに入れず、高校でも最初はそうだったようですが対戦相手として投げたときに自身の実力を見せつけ、そこで入部が許可されたようです。このように選手としてもなかなかの実力者だったようです。

シーガルさんは16歳のころ、最終的な目標を大学生のチームで野球のコーチをすることに定めたようです。ここでも周囲は何を馬鹿なと落胆したようですが、現在は大学野球どころかプロでのコーチ、WBCのチームのコーチと、当時夢をかなえるどころか更に上をいっています。

最後に

シーガルさんは「近年の若い人は古い人たちに比べて女性がコーチをすることに対してオープンだ」ともコメントしています。今後、このような女性に対して活躍の場が増えていく可能性も十分にありそうです。

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